WebマーケターってどんなSEOの仕事?
「Webマーケター・SEO担当って何をする仕事?」未経験からでも目指せるの?と気になっている20代へ。仕事内容・1日の流れ・向いている人・キャリアパスまで、やさしくまとめました。デジタルの世界で活躍したい方はぜひ読んでみてください。
Webマーケターという仕事に、なんとなく興味を持ちはじめている方も多いのではないでしょうか。
「なんかかっこいい」「在宅でできそう」「将来性がありそう」──そんなイメージを持ちつつも、「実際に何をする仕事なの?」「未経験でもなれる?」と疑問を抱えている方へ向けて、この記事ではていねいに解説していきます。
仕事内容
Webマーケターは、ひとことで言うと「インターネットを使って、商品やサービスを多くの人に届けるための仕組みをつくる仕事」です。
たとえばあなたが何かを調べたいとき、検索エンジンで言葉を入力して、出てきたページを読みますよね。あの検索結果の上位に自社のページを表示させるための取り組みが、SEO(検索エンジン最適化)と呼ばれるものです。Webマーケターの仕事の中でも、特にこのSEOを専門に担当するポジションが近年増えています。
Webマーケターが担う仕事は多岐にわたります。代表的なものをいくつか挙げてみましょう。
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SEO対策・コンテンツ制作の企画
どんなキーワードで記事を書けば読まれるかを調べ、記事の構成をつくります。ライターに執筆を依頼したり、自分で書いたりすることもあります。 -
データの分析
ウェブサイトに来た人数・どのページが読まれたか・どこで離脱したかなどを分析ツールで確認し、改善策を考えます。 -
広告運用
検索結果やSNS上に表示される広告の設定・管理を行います。どんな文言・画像が効果的かをテストしながら調整するのも大切な仕事です。 -
SNS運用
企業の公式アカウントを育てるため、投稿内容を考えたり、フォロワーとのやりとりを管理したりします。 -
施策の企画と報告
「次の1か月はこんな方法でアクセスを増やしましょう」という提案をまとめ、上司やクライアントに報告します。
どれか1つだけを担当する場合もあれば、複数を幅広く担う場合もあります。会社の規模や業種によって役割の範囲はさまざまです。
1日の流れ(例)
ここでは、中規模のWeb系企業でSEO・コンテンツマーケティングを担当するWebマーケターの、ある1日をのぞいてみましょう。
9:00 出社・メール確認
前日に公開した記事のアクセス数や順位の変動を確認します。気になる動きがあればメモしておきます。
9:30 データ分析
分析ツールを開き、サイト全体のアクセス推移を確認。先週との比較や、特定のキーワードでの順位変動をチェックします。
10:30 コンテンツ企画・構成づくり
来月公開予定の記事について、どんな構成にするかを検討します。検索キーワードの調査ツールを使い、読者がどんな言葉で調べているかを分析する作業です。
12:00 ランチ休憩
13:00 ライターとのやりとり・原稿チェック
依頼していた記事の原稿が届いたら、内容・読みやすさ・キーワードの使い方などを確認してフィードバックします。
14:30 広告の効果確認・調整
運用中の広告について、クリック率や費用対効果を確認し、入札金額や広告文を微調整します。
16:00 チーム内の打ち合わせ
今月の施策の進捗を共有し、来月に向けた方針をチームで話し合います。
17:30 翌日の作業準備・退勤
タスクを整理し、翌日に取り組むことをリストアップして終業です。
デスクワーク中心の仕事ですが、「数字を見て考える」「言葉をつくる」「人と連携する」が交互に入れ替わるので、単調になりにくいのが特徴です。
向いている人
Webマーケターという仕事は、特定のスキルや資格がないとできない仕事ではありません。むしろ、「こういう気質の人がのびやすい」という傾向があります。
なぜ?を考えるのが好きな人
「このページはなぜ読まれているんだろう」「なぜ離脱してしまうんだろう」と自然に疑問を持てる人は、仕事の中で成長しやすいです。数字や現象の背景を掘り下げる習慣が、自然と仕事の質を高めていきます。
コツコツ積み上げることが苦にならない人
SEOをはじめとするWebマーケティングの施策は、即日で結果が出るものではありません。1か月・3か月・半年と試行錯誤しながら積み上げていくことが多いです。短期で成果を焦らず、地道に取り組める人に向いています。
言葉をていねいに扱える人
記事の見出しひとつ、広告のコピーひとつで、読まれ方や反応がガラリと変わります。「どう書けば伝わるか」を大切にできる人は、コンテンツの質を高めることができます。
情報への好奇心がある人
インターネットの世界は変化が早く、検索エンジンのアルゴリズム(評価の仕組み)も定期的に変化します。新しいことを調べたり、変化にアンテナを張り続けることが自然とできる人は、長く活躍しやすいです。
チームで動くのが苦でない人
ライター・デザイナー・営業担当など、さまざまな人と協力しながら仕事を進めます。「自分の担当範囲だけやれればいい」ではなく、他の人の仕事も理解しようとする姿勢が大切です。
未経験から目指すには
「Webマーケターは専門知識がないとなれない」と思っている方も多いですが、実際には未経験からスタートする人が多い職種のひとつです。
まず知識のベースをつくる
SEOやWebマーケティングに関する書籍や無料の学習コンテンツは豊富にあります。「検索エンジンがどうやってページを評価するか」「アクセス解析ツールの基本的な見方」など、ざっくり理解するところから始めましょう。
無料ツールで実際に触れてみる
分析ツールや広告運用ツールは、無料で使えるものも多くあります。自分のブログやSNSアカウントを使って実際に触れてみるのが、もっとも記憶に残る学習法です。
ブログや発信で実績をつくる
「自分でSEOを意識したブログを書いてみた」「記事を公開してアクセスが増えた」という経験は、就職・転職活動の際に具体的なエピソードとして話せます。学習と実績づくりを同時に進められるのでおすすめです。
未経験可の求人に応募する
WebマーケティングやSEOの仕事には、「未経験歓迎」「研修制度あり」と書かれた求人も少なくありません。最初から完璧なスキルを持っている必要はなく、学ぶ意欲と基礎的な理解があれば選考に進めるケースもあります。
取得を考えたい資格
必須ではありませんが、「ウェブ解析士」「Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)」などの資格は、学習の指針になりますし、履歴書に記載できます。勉強しながら取得を目指してみるのもよいでしょう。
キャリアパス
Webマーケターは、経験を積んでいくにつれてさまざまな方向に進むことができます。
マーケティングのスペシャリストになる
SEO・広告・SNSなどの中から得意な分野を深掘りして、その領域のプロフェッショナルを目指すルートです。「SEOの専門家」として社内外から頼られる存在になれます。
マーケティング全体をまとめる立場に進む
複数の施策を束ねる「マーケティング責任者」や「グロースマネージャー」と呼ばれるポジションを目指す道もあります。数字・人・戦略の全体を見渡す視点が求められます。
コンテンツや編集のプロへ
記事制作・コンテンツ企画を中心にキャリアを伸ばし、Webメディアの編集長やコンテンツディレクターになる人もいます。
独立・フリーランスへ
ある程度のスキルと実績がつけば、企業に属せずに複数のクライアントを持つフリーランスとして働く選択肢もあります。場所や時間の自由度が高い働き方を実現している人も多いです。
事業会社のインハウスマーケターとして活躍する
特定の企業に所属し、その会社のブランドや商品を育てることに集中する「インハウスマーケター」も人気のキャリアです。事業の成長を肌で感じながら働けるのが魅力です。
未経験からでも、数年でこうした多彩な道が開けるのがWebマーケターという仕事の面白さです。
よくある質問
Q. 文系でも、理系でもないけれど大丈夫ですか?
A. まったく問題ありません。Webマーケターに必要なのは、学部や専攻よりも「数字を読もうとする意欲」と「伝わる言葉をつくる姿勢」です。文系・理系問わず活躍している人がたくさんいます。
Q. 数字や分析が苦手でも働けますか?
A. はじめは誰でも苦手意識を持つものです。分析ツールの操作は、使い続けるうちに慣れていきます。「数字を見ながら改善を考える」という感覚も、少しずつ身についていくので、最初から得意である必要はありません。
Q. どんな人がWebマーケターに転職しやすいですか?
A. 前職の業種よりも、「何かを改善しようと考えてきた経験」や「書いたり伝えたりすることが好き」という素地がある人が転職しやすい傾向があります。営業・接客・ライター・編集アシスタントなど、さまざまな職種から転職してくる人がいます。
Q. リモートワークはできますか?
A. 会社によって異なりますが、デスクワーク中心のWebマーケターはリモートワークに対応しやすい職種のひとつです。完全リモートの求人も見られますし、週数日出社というハイブリッド型の職場も多いです。求人票で条件をよく確認しましょう。
Q. 最初はどのくらいの期間で仕事に慣れますか?
A. 目安として、基本的なツールの使い方や社内の進め方に慣れるまでに3か月ほどかかることが多いです。自分で施策を回せるようになるには半年〜1年程度を見ておくとよいでしょう。焦らず着実に経験を積んでいくことが大切です。
Webマーケター・SEO担当は、インターネットが存在する限りなくならない仕事です。
「数字とことばが好き」「何かを改善したい」という気持ちがあれば、未経験からでも十分に飛び込める世界です。まずは気になる求人を眺めることから、一歩踏み出してみましょう。
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